タミヤ 1/48 飛燕一型丁 〜その4〜

8月もそろそろ終わりそうですね〜

パソコンを買って、そちらの設定やらゲームやらでなかなかプラモの時間が取れませんでしたが再開します!!

前回は組み立てまで終わったので合わせ目消しを中心におこないます!

塗装前の最終段階ですね〜

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隙間が大きいところにタミヤサーフェイサー「ビン」を塗り、乾燥後に800番の紙やすりで削って合わせ目を消します。

その際はモールドを消さないように気をつけましょう!削るところの近くにモールドがある際は筋彫りをおこないます。

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自分が所持している筋彫り道具は2種類です。

よく見ると形状が違います!

上はタガネで直線などまっすぐな線を削るのが専門です!

下のはニードルといい、まっすぐな線以外にも円や湾曲した線を削ることができます。

汎用性ではニードルのほうがよいですね〜

個人的には飛行機プラモではニードルがオススメです!

 

あらかた合わせ目消しできたので機体全体にメラミンスポンジで優しく研磨していします!

こうするとプラスチック表面にきめ細かい傷ができ塗料の定着が良くなります!小さいパーツや飛び出しているパーツを壊さないよう優しく研磨していきます!

研磨ができたので続いてはサーフェイサーを吹き、最終チェックです!サーフェーサーは色を整えて、多少の傷ならサーフェーサーが埋めてくれるので言わば吹くパテです!

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サーフェーサーを吹いて乾燥後、

確認するとやや線が残っていますね〜

合わせ目消しが不十分だったようです、、、

 

再度、合わせ目消し、、、

再度、サフ吹き、、、、

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問題なさそうですね!それでは次回、塗装していきたいと思います!

 

タミヤ 1/48 飛燕一型丁 〜その3〜

主翼を作っていきます。

飛燕は中戦闘機という分類なので機動力も重視されている戦闘機です。そのため主翼は大きく頑丈にできています。

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大きいですね!

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接着剤が乾燥したら胴体と接合します。

やっと飛行機らしくなってきましたね!

ここでしっかりと接着しておかないと主翼と胴体が外れる可能性があるので念入りに接着します。

垂直尾翼水平尾翼も取り付けます。

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再び1日乾燥させます!

乾燥後、固定用マスタングテープを外すとこんな感じ!

いいですね〜笑笑

作ってる時に思ったのですが右の主翼が垂れ下がっているように見えますね

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こんなものなのかと思いつつ図面を見てみると

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模型だけ垂れ下がっている?!

近くの某家電量販店で買いましたが長期にわたって置いてあったので、その際変形してしまったのでしょうか?

ま、いっか!┐(´∀`)┌♪♪笑笑

 

 

タミヤ 1/48 飛燕一型丁 〜その2〜

コックピットが完成したので続いてはエンジンを製作していきます〜

飛燕に搭載されているエンジンはドイツのDB 601エンジンを川崎重工ライセンス生産したハ-40です。

今回は現存してあるハ-140を参考に塗装していきます!

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組み立て途中の写真を撮るの忘れてました、、、

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D9のパーツは下地にフラットブラックを塗装し

その後、タミヤのXF-16フラットアルミに

ミスターカラーのブラックを混ぜて

少しだけタミヤのX-12ゴールドリーフを混合した塗料を塗っていきました〜

下地にブラックを塗ることにより、上から塗るシルバー系の塗料が落ち着いた色になります。

(フラットアルミ)3:1(ブラック)←少々ゴールドリーフ

 

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説明書ではセミグロスブラックを推奨していましたが、個人的にはセミグロスブラックで塗るよりフラットブラックの方が良さそうだったのでフラットブラックで塗ってます〜

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金属感を出すためにブラックで塗装したところにXF-16フラットアルミをドライブラシで塗っていきます。

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ちなみにエンジン横にあるアンモナイトみたいな部品は過給機です。

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写真は二型ですが排気管上にあるエンジン吸気口から空気を取り込んで、過給機で空気を圧縮してエンジンに送り込みます。

 

 

塗装ができたら汚し塗装をしていきます。

錆感を出すため使用したのはGSIクレオス Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンです。

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塗装はうまくいったのではないかと思います!

配線なんかも再現しようかなと思いましたが難易度が高すぎるので今回は諦めます、、、

 

内部の組み立て、塗装が全て完了したので胴体を接合します。

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接合する際はタミヤセメント流し込みで胴体両方を2〜3周塗ってから接着します。

ここでしっかり接着しておかないと、あとあと面倒なので今のうちにしっかりと接着させます。

胴体を張り合われたら再びタミヤセメントで1〜2周ほど流し込みます。

マスキングテープでぐるぐる巻きにしてるのは乾燥時にパーツが外れないよう固定するためです。

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自分は一日ほど乾燥させます。接着してからすぐに作業を行うと失敗する原因にもなるので塗装、接着時は長時間乾燥させてください!

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今回はこんな感じで終わります!ありがとうございました〜

 

 

タミヤ 1/48 三式戦闘機飛燕一型丁 〜その1〜

この度、飛燕を製作していきたいと思います!

8月中に完成を目指して作りたいなと思います!

 

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今回のキットは如何に金属感がだせるかを目標に作っていきます!!

↓ランナーはこんな感じ

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このキットでは片方の胴体がクリアパーツになっているランナーも付属しており、片方だけクリアにすることで内部まで見れる言わばスケルトンにできます!

今回は普通に作りたいなと思います〜機会があればもう一機買ってスケルトンにしてみたいですね〜

コックピット色を塗るパーツは粗方組み上げます。

エアーブラシで塗装するので組み上げれますが、

筆の場合はパーツごとに塗り、乾燥したら組み上げる感じになりますね。

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↑塗料はタミヤのXF-59デザートイエローです。

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塗装しました〜

綺麗に塗るコツは一発で塗るのではなく、1回2回と重ねて塗ると綺麗に塗れます!

自分は3回ほど 今回はちょっと希釈しすぎて薄かったので一部パーツは4回ほど重ねました

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塗装し細かいパーツを塗装し取り付けました〜

いいですね!細部まで作り込まれてますね!

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今回はこんな感じで終わろうと思います〜

 

 

 

現存機っていいよなぁ〜

今回は自分が今までに見に行った現存機を写真と共に紹介したいと思います〜

 

東京都 靖國神社 遊就館

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まずは靖國神社内にある遊就館です!

ここには零戦、彗星が展示してあります。

他には九七式中戦車や回天など珍しい兵器も展示してあります。

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↑彗星に搭載しているアツタエンジンです!

同盟国ドイツのDB601エンジンを日本の愛知航空機ライセンス生産したものです!

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山梨県 河口湖自動車博物館 飛行館

8月のみと開館期間は短いですが、日本一現存機の保有数の多い博物館になります!

展示してある機体も珍しいものばかりで、今年の2021年には隼二型と彩雲が新たに展示され盛り上がりをみせています!

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岐阜県 かかみがはら航空宇宙博物館

ここには世界で唯一完全状態である飛燕二型が展示してあります!

2015年にこの飛燕を設計、製造した川崎重工の120周年を記念し大規模な整備が行われ、極めて当時の姿に近い状態にまで修復されました。

2018年からかかみがはらに展示されています!

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飛燕以外にも乙式一型偵察機零戦の試作機である十二試艦上戦闘機(レプリカ)といった飛行機マニアにはたまらない機体が展示してあります!

 

三菱重工 大江時計台航空史料館

三菱重工本社にある史料館で、ここには実機の零戦五二型と秋水が展示してあります!

秋水はここ時計台と米国に一機と世界で2機しか現存していないのでとても貴重です!

館内は写真撮影禁止なので撮影はできませんでしたが、貴重な資料が数多く展示されてあり、飛行機マニアなら行くべきところですね笑笑

ですがこの史料館は事前予約が必要で土日祝日は見学できないので平日でしか見学できません、

詳しくはホームページにて確認してみてください(^^)

史料館の外観はこんな感じ↓

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愛知県 愛知航空機ミュージアム

ここは実機ではないですが、映画「永遠の0」にて撮影用で使用された零戦五二型のレプリカが展示されています!撮影用ということもあり使用感のある汚し塗装がされてあり、機体表現はかなり凸凹なので実機とはまた違った雰囲気です!

隣には零戦試作機「十二試艦戦」にも搭載されていた瑞星エンジンも展示されてあります!

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兵庫県 鶉野飛行場跡

またまたレプリカですが、ここには紫電改のレプリカが展示してあります!

紫電改は日本には愛媛県に一機で、米国に三機と数が少ないので見る価値はあります!

第一第三日曜日に倉庫から出して展示されます!

今後は九七式艦上攻撃機のレプリカも作る予定だそうで期待が高まります!

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静岡県 広報館エアーパーク

航空自衛隊の博物館です!ここには日本で唯一飛行状態で展示してある零戦五二型があります!

グアムにて被弾を受け不時着、戦後に発見され修復後ここ広報館に展示してあります!

他にも大戦機ではないですが冷戦時代に活躍した機体などが展示してあるのでジェット機好きは楽しめると思います!

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広島県 大和ミュージアム

ここには零戦六二型が展示されています!

六二型は世界で二機しか現存されておらず、その一機がここ大和ミュージアムにて展示されてあります!

1945年に琵琶湖に不時着し戦後引き揚げられ修復された機体です。

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愛媛県 紫電改展示館

日本でここ唯一展示してある紫電改は、1945年七月に呉へ空襲に向かう米機動部隊を迎撃すべく出撃した三四三航空隊所属機の未帰還機六機のうちの一機である。現在は墜落したすぐ近くの馬瀬山山頂にある展示館にて永久保存されている。

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鹿児島県 知覧特攻平和会館

ここには世界で唯一現存してある四式戦疾風と零戦五二型丙が展示してあります。

疾風は完全状態で展示されております。五二型丙は損傷がひどく機体半分しか現存していません。

疾風は撮影禁止ですが五二型丙は以前まで撮影禁止でしたが現在は撮影可なので撮りまくりましょう!

両機とも世界唯一の現存機なので見に行く価値は高いです!

映画「俺は君のためにこそ死ににいく」で撮影用に使用された隼三型甲のレプリカが会館近くの野外と館内二機展示してあります!

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鹿児島県 鹿屋航空基地史料館

ここには零戦五二型甲と世界で唯一現存している二式大型飛行艇が展示してあります!

五二型甲は特殊で別で引き揚げられた二一型と五二型丙のパーツを使用し、零戦五二型甲として修復された機体です。なので二一型であり五二型丙でもあり五二型甲でもある機体です!←ややこしい笑笑

二式大艇は戦後米国に鹵獲され、長らく米軍の倉庫に保管されてましたが経費削減で保管終了が決定し、処分されかけましたが日本人に買い取られ現在はここ鹿屋に展示されてあります!

現地に行きましたがこの日は定休日で中には入れませんでした....二式大艇は野外なので見ることはできました!(^^)

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最後に

自分が今まで見に行った現存機はこれで全部です!

まだ福岡にある九七戦や青森にある一式双発高等練習機などなど行ったことがない場所も数多くあるのでいつかは行きたいなと思います!

ご覧いただいた中で興味をもたれた場所があれば、ぜひ行ってみてください!!

ありがとうございました〜

 

 

7月24日の未帰還機6機

愛媛県愛南町の馬瀬山頂にある紫電改展示館。
ここに展示してある紫電二一型「紫電改」は
1945年7月24日に、呉に空襲するため出撃した米機動部隊を迎撃すべく大村基地から出撃した
三四三航空隊所属の紫電改約20機のうち
未帰還となった6機のうちの1機である。

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1945年、米機動部隊は呉への2回目の攻撃として、

7月24日に再度空襲を行なった。

日本側は長崎県に拠点をおく、当時の日本航空部隊の精鋭が集まった三四三航空隊であった。

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米機約200機が空母から発進した。
この発進を確認した日本軍は三四三航空隊の紫電改約20機で大村基地から迎撃に向かった。

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豊後水道にて会敵、そのまま空戦になった。

 

その結果

米軍は16機の損失、日本軍は6機の喪失であった。

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未帰還6機

三四三航空隊の未帰還機搭乗員は以下の通りである。


鴛淵孝少佐
武藤金義中尉
初島二郎飛曹長
米田伸也飛曹長
溝口憲心上飛曹
今井進上飛曹


鴛淵孝少佐は戦闘七〇一飛行隊の飛行隊長であり、米軍の記録では午前10時15分頃に鴛淵孝機と思われる、白色の胴帯を描いた指揮官クラスの機を撃墜したとある。


武藤金義中尉は、空の宮本武蔵と言われるほどの実力者で、グラマン12機編隊に対したった1機で攻撃をし、2機撃墜という戦果を挙げるほどだった。
だがこの戦いにおいては未帰還となった。

 

不時着した1機

豊後水道にて空戦をしている最中、愛媛県の南部にある久良湾に日の丸が描かれた1機の飛行機が不時着した。

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地元の人の証言によると
『その日は、兄のお葬式の準備をしており、いきなり山の方から大きな音を立てて飛行機が落ちるように飛んできました。』


『日の丸を確認し、助けないかないと!とカッターを漕いで助けに行ったけど間に合わなかった。
人のかたちはあったけど動く気配はなかった。』

と証言している。


話を総合すると、湾の東方向から紫電改は低空で侵入し、綺麗に着水し100メートルほど滑って後、機首から沈んでいった。
その時、搭乗員は空戦中にて致命傷を負ったのか動く気配はなかった。

実はこの日、

その湾の近くの海沿いに、日本軍搭乗員と思われる、上半身しかない遺体が発見されたそうだが詳細は不明である。

沈没後、

憲兵がやってきて家へ帰るように促されたとのこと。おそらく紫電改は当時、新鋭機で軍の極秘機密であったため公になるのを避けるためだったと思う。

 

33年後の発見

紫電改が沈没してから、33年後の1978年11月。
地元の漁師がイカリを落としてしまい、捜索のため潜ったところ水深40メートルの砂地に奇妙なものを発見した。
飛行機である。その後の調査で、紫電改であることがわかった。

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紫電改の引き揚げ


発見から翌年の1979年7月14日に
大勢の人が見守る中、34年ぶりに引き揚げられた。
未帰還6機の遺族らがはこの紫電改を目にした時、涙を流した。大勢の人が花をそなえた。

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引き揚げられた後、コックピット内の調査では、遺骨は見つからなかった。
結局、誰が乗っていたかは分からなかった。
たが三四三航空隊所属のパイロット、笠井智一さんによると
『機体の操作はその人の癖がでるから、誰か乗っていたかはわかる。このことは墓までもっていく。』

とのことだ。


未帰還になった武藤金義の妻、喜代子さんは未帰還6人の共通の遺品とすべきとした。


その日、未帰還となった6人の勇姿は忘れてはいけない。

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この機体は現在、引き揚げられた久良湾のすぐ近くの、馬瀬山頂にある紫電改展示館にて永久保存されている。
引き揚げられた当時の姿をできる限り残したいとのことで、機体表面には劣化の跡が見受けられる。


この紫電改が不時着してから今年で76年が経つ。

76年前のこの日、本土を守るため、大切な人を守るため戦い、命を落とした人がいることを忘れてはいけない。


この紫電改は戦争、そして平和についてのそれぞれの思いを、見る人々に与え続けるにちがいない。

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